「Gone The Rainbow/虹と共に消えた恋」music by PPM
この曲もフォーク世代にとって誰もが一度は聴いた、歌った名曲ですが、
不思議な響きの歌詞から始まります。
♪ Shule, shule, shule a roo,
Shule a rak shak, shule a ba ba coo.
When I saw my Sally Babby Beal, come
Bibble in the boo shy Lorey ♪
当時はレコードで
♪ シュウ シュウ シュウ ア ルウ
シュウ ア ラクシャク シュアババクウ
ウエン ナイ ソウ マイ シャリバビルッカン
ビブインザ ブウシィ ロウレィ ♪
と音を聴いて呪文のように歌っていました。しかしいったい何語なのか?意味は?
この後に続く歌詞は
♪ Here I sit on Who could blame me, cry my fill
Every tear would turn a mill
Johnny’s gone for a solder
この後に先の呪文のような歌詞が繰り返されますが、「Johnny’s gone for a soldier」と、
「ジョニーは戦場へ行った」などそれなりに戦争の唄…反戦歌だと思ってはいましたが。
調べてみると、この曲はアイルランドのトラディッショナル・ソング「Buttermilk Hill」(バターミルク・ヒル)が
オリジナルで「Johnny Has Gone For A Solder」のタイトルでも歌われて後に映画化もされています。
そのオリジナルの歌詞は、
Siuil,siuil,siul a run Siuil go sochair agus siul go ciuin
Siuil go doras agus ealaigh lion …
で、古いアイルランド語と言う事で、おおまかな意味は、
「そっと そっと来て下さい。 そして 私を連れ去って下さい ・・・」らしいです。
PPMによって世界的に知られるようになった曲ですが、語感の響きが良いのか最初の歌詞はオリジナルの
アイルランドの言葉で歌っていた、が真相のようです。
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