6.Hunting Song
Terry Cox:drums,glockenspiel & vocal
Bert Jansch:A guitar & vocal
Jacqui McShee:vocal
John Renbourn:A guitar & vocal
Danny Thompson :W bass
オリジナルのLPでB面の1曲目になるこのバラッドは、3rdアルバムの制作前からすでにステージでのレパートリーとして演奏されていた曲です。
この曲の演奏のライブ映像を見るとコンサートもアルバムもほぼ同じバージョンでした。ジョンのパートもギターがエピフォンのセミアコを使用していますがアドリブは入れずに演奏しています。
このバラッド・ソングは約6分40秒の長尺な曲ですが1stの『ブルートン・タウン』のようなジョンによる感動的なソロは入っていませんが、テリーはグロッケンとドラムのふたつの楽器を演奏し、映像で見るとグロッケンで使うスティックをそのままドラムのタムやシンバルにも同時に用いてオーヴァー・ダビングはやっていませんでした。
~ハンティング・ソング~
(原語の歌詞は割愛して訳詞を掲載しました)
長い旅の途中
黒い塵に曇った山道を
美しい馬に跨った若者が
森の中に入って行くのを見た
若者は幻の白い雄鹿を追っていた
森の中に狩りの声が響いていた
若者が去った後 10人の王と女王が現れた
茂みに逃げ込む白い鹿を見たと笑っていた
兜に羽飾りを付けた男は 弓や矢筒も持っていた
逃げ場もなければ身を隠す場所もない
狩人はただ獲物が現れるのを待つだけ
丘を越え 谷を越え 私は旅を続けた
ある時 疲れきって腰を下ろしていると 川辺に女の姿が見えた
彼女は私に言った
「どこに行くのですか? どうして急いでいるのですか?
こんなところでお目にかかるなんて不思議
ここに座りませんか」
「魔法の角で作った杯を届けなければいけない
この金と銀の杯からこぼれる一滴で 愛する人の裏切りがわかってしまう」
「わたしでよければ王のもとに届けましょう 今夜の饗宴に間に合うように
今度の戦で女たちはどうなってしまうのでしょう?」
疲れ切った体でゆっくりと城に向かった
そこでは冷たい風に吹かれる事もなく 食べ物もふんだんにあった
けれども城主とその妻は幸せには見えなかった
二人はこんな会話を交わしていた
「嘆き悲しむ私を残し あなたは戦に行きたがる
危険な目に遭わないよう くれぐれも気をつけて
私にはわからない どうしてあなたは戦争を好むのかが」
「何も心配はいらない お前を裏切りはしない 必ず勝利して帰る
どうか心安らかにいて欲しい
愛しい人 何も心配はいらないのだから」
(La la la…)
木立に囲まれ 騎士が報われない愛の歌を唄う
男の手には白い紋章に飾られた盾がある
「走りすぎてゆく高貴な女よ あなたは見なかったのか
美しい女王 ゼルダは誰かとともにいる
私は必ず復讐を果たそう」
それから千日も経った今夜 王は城に帰る
戦に勝利した王は
自らの勇ましさを誇るだろう
けれども運命は過酷だ
魔法の角の杯は王に教える
「あなたは裏切られたが 旅は終わったのだ」
「ブルートン・タウン」ほど訳詞では物語が理解しにくいのですが、王、女王、魔法の杯等でアーサー王の伝説のように出典はケルト民話からではなかろうか、と思います。
(to30)
☆☆☆☆☆
ぎっくり腰の調子はかなり良くなって来ましたが、ちょっとした動作にはビクビクです。
この腰痛のことを講師仲間に話すと「僕も去年ぎっくり腰になりましたわ~」と盛り上がります。
そこで「コンドロイチンZS錠が効くそうやで」と薀蓄をたれようと得意げに話そうとしたら
「僕はもう一瓶を飲みきりましたよ。せやけどあれ、高いのでこうて(買って)ませんねん…」
確かにこの薬「コンドロイチンZS錠」(何度も書かなくてもええんやけど)はサプリメントとちがって結構高いです。
で、
Amazonで調べたりするとやっぱりネット価格の方が安い!
ひょっとして市販薬もオープン価格だった?
コメント
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