3.Will The Circle Be Unbroken
Bert Jansch:acoustic guitar
Jacqui McShee:vocal
John Renbourn:acoustic guitar & electric acoustic guitar & harmonica
Terry Cox:drum & vocal
Danny Thompson:double bass
『永遠の絆』の邦題で有名なゴスペル・チューン。
世界中でいろいろな人がレパートリーとして歌っている曲で、歌詞やメロディもアレンジされいろいろなバージョンもあります。
このアルバムを買った時にジャケットでこの曲が収録されているの見た時はすごく意外な気がしました。
それはこの曲があまりにも有名で、僕のようなフォーク世代なら一度や二度は歌った事のある馴染みの曲だったのと、まさかペンタングルがレパートリーに取り上げていたとは思いも寄らなかったからです。
演奏はジョンのセミ・アコとハーモニカ(ブルース・ハープ)でブルージィにアレンジされ全体的にフラットな感じがしますが、ヨーロッパではこの曲をシングル・カットされ発売したほど人気があったようです。
4.When I Get Home
Bert Jansch:acoustic guitar & vocal
John Renbourn:electric acoustic guitar
Terry Cox:drum
Danny Thompson:double bass
バート・ヤンシュらしい個性的なオリジナルで、自信もソロで弾語りでステージでも歌っていた曲。
この曲、僕にとってそれほど何度も聴きたいと思いませんでした。
なんだかジョンが疲れているのか全体に“ノリ”がいまひとつ悪く、アドリブでもベンディングも不安定。
全体的なフレーズも安易にカントリー・ミュージックのような定番的フレーズな音に聴こえます。
ただこの時期のペンタングルは、それまでの超多忙な過密スケジュールに心身ともに疲れ切り、マネージャーやメンバーとの間に意思疎通な溝が出来てきた頃でもあるようですが…。
ただ、ダニー・トンプソンのベースはいつもの通り見事な演奏を聴かせてくれています。2010年現在は彼の息子さんと同じステージでがんばっているようです。
以上ここまでがオリジナルLPのA面です。
(to 43)
☆☆☆☆☆
25日のXmasの日からかなり冷え込んで来ました。このXmas、子供の頃はそれなりにクリスマス・プレゼントやケーキで盛り上がっていましたが(子供なので冬休みだし)、今は普通の日です。
欧米ではこの日こそ一年に一度の大イベントで家族中で盛り上がっているし、各企業もこの日一週間前後は完全に休みと聞いていますが、先日の新聞にイタリア発の記事によると「日本の完全に間違っているクリスマス」と載っていました。
まあ、
クリスチャンでもない多くの日本人はXmasの本当の意味を知らないのだ!とかだと思いますがほっとけよ。
この国は「神道」なのですが今の若い人達(最近の”若い人”とは35才あたりまでの一昔昔なら大人と呼ばれていた年齢の人達)は知らないし、もともと良くも悪くも宗教に無関心なのだからほっといて。
それに僕にとってXmasの嫌な思い出があります。
小学生の頃にクリスマスの日に親戚の家に遊びに行った時ですが、その親戚の家の前に小さなキリスト教会がありました。
その親戚もクリスチャンではないのですが、近所の親戚の子供と言う事なので一緒にクリスマスを祝おう!と神父さんがその教会の信者の子供らと中に一緒に招いてくれました。
そしてクリスマス・ケーキをみんなで食べよう!と神父さん自らが白い皿にケーキを乗せて子供達ひとりひとりに渡していくのですが、僕はパンでした。
ま、ワインももらえば納得しましたがね。
コメント
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