始まりは1619年にオランダ船によって20人の黒人達をアメリカ大陸の地に上陸
1661年、ヴァージニアの植民地が奴隷を公認
1808年、北部諸州の主張で奴隷貿易を禁止
そして1863年に奴隷解放制度を唱えたリンカーンの北軍が南北戦争に勝利し黒人達は自由の身となる。
もちろん表面上は、ですが。
4世代~5世代における244年の長い間を黒人達は奴隷として労働させられていた。
そして法律上は奴隷制度から開放され自由の身になった(もちろん見かけ上は、だが)彼らに、それまで広大な土地を持っていた白人の所有者は労働力を失い綿花等の栽培を続けられなくなり、小さく区切った土地をそれまで奴隷として働いていた黒人達に借地料を取って貸す事になる。
この時、それまで奴隷を監督していた白人達もやはり同じように土地を借りて自分で耕し借地料を払う仕事に変わり、この事は白人の多くの者も黒人達と同じ仕事をしなくては生きて行けなくなり、言い変えれば仕事の取り合いになり、この事によってそれまで白人は黒人を奴隷として区別していたのが強い「差別」意識がそれまでより大きくなっていく。
--------広岡祐一---2011年10月2日記-------
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