「コンプリート・ギタリスト」byダック・ベイカー vol.2
彼にとって最初の重要な音楽的な経験は12才の時に聴いた友人の弾くスペインの古典曲です。そしてその後16才からギターを弾き始めたデイビーはロンドンのフォーク/ブルース・クラブに出入りするようになりました。
1950年代後半の英国はアメリカのブルースに大きな関心を持った時期で、ビッグ・ビル・ブルージー、サニー・テリー、ブラウニー・マギーらの黒人カントリー・ブルース・プレイヤーは後に「英国のブルースの父」と呼ばれるアレクシス・コナー(一時期デイビーとバンド活動をしておりペンタングルのベーシストのダニー・トンプソン、ドラムスのテリー・コックスもメンバーでした)、ロング・ジョン・バードライに、エレクトリック・ブルースはローリング・ストーンズ、ジョン・メイオール、エリック・クラプトンに大きな影響をもたらしました。
デイビー自身には彼が元々自然に兼ね備えていたと思われる音楽的要素のひとつには、ホレス・シルバー、ボビー・ティモンズのようなハード・バップ派のジャズメンが演じるブルースとはまた別の種類の素晴らしい感性だと思います。
確かにスヌークス・イーグリン(いくつかのジャズの派手なアイデアを持つブルース・プレイヤー)に誘発されましたが、重要なのは同じ音楽であってもデイビーがブルージーなジャズを聴く感覚、理解する能力は多くの殆どのフォーク・ミュージシャン(彼らの多くはジャズに対してある種の恐怖感を持っているように見える)とその他のプレイヤー(彼らの殆どはフォーク・ミュージックを何かは通常知らない)とはあきらかに異なります。
to vol.3
----------by 広岡祐一----------
彼にとって最初の重要な音楽的な経験は12才の時に聴いた友人の弾くスペインの古典曲です。そしてその後16才からギターを弾き始めたデイビーはロンドンのフォーク/ブルース・クラブに出入りするようになりました。
1950年代後半の英国はアメリカのブルースに大きな関心を持った時期で、ビッグ・ビル・ブルージー、サニー・テリー、ブラウニー・マギーらの黒人カントリー・ブルース・プレイヤーは後に「英国のブルースの父」と呼ばれるアレクシス・コナー(一時期デイビーとバンド活動をしておりペンタングルのベーシストのダニー・トンプソン、ドラムスのテリー・コックスもメンバーでした)、ロング・ジョン・バードライに、エレクトリック・ブルースはローリング・ストーンズ、ジョン・メイオール、エリック・クラプトンに大きな影響をもたらしました。
デイビー自身には彼が元々自然に兼ね備えていたと思われる音楽的要素のひとつには、ホレス・シルバー、ボビー・ティモンズのようなハード・バップ派のジャズメンが演じるブルースとはまた別の種類の素晴らしい感性だと思います。
確かにスヌークス・イーグリン(いくつかのジャズの派手なアイデアを持つブルース・プレイヤー)に誘発されましたが、重要なのは同じ音楽であってもデイビーがブルージーなジャズを聴く感覚、理解する能力は多くの殆どのフォーク・ミュージシャン(彼らの多くはジャズに対してある種の恐怖感を持っているように見える)とその他のプレイヤー(彼らの殆どはフォーク・ミュージックを何かは通常知らない)とはあきらかに異なります。
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