マーチン000-28(’75)
やはり生活臭プンプンの写真になってしまった。
それはそれとて、この時代のマーチンは「SQ」のみの製作なのであえて「SQ」と今の「AJ」といったようなモデル名はありませんでした。
もともとマーチン社は「ネックは反りません」が売り文句であったのでアジャスト・ロッド仕様ではなかっのですが、日本のような湿気が多い気候の土地や、扱いが雑であればやはり“反り”は起りました。
で、もしネックが反ってしまった時は永久保障体制でいつでも無料で修理を約束していましたが、僕の持っているこの写真の000-28は20年以上ネックを全く触っていません。つまり反った事がありません。
しかしマーチンの場合、ネックの反りよりブリッジが浮く現象が起る事があります。それでも当時はそのような時も完全無料で対応していましたが。
SQ仕様がAJ仕様に変更されたのは、マーチンのオーナーである各国のミュージシャン達が「プレイヤー自らが自分にあったネックの調整が出来るように希望」の声が多くなったからと言われています。
でもSQからAJ仕様に変更で音が変わったのも事実なのですが。
これからマーチンを初めて購入する人には僕個人的には中古でSQ仕様を探すのが良いと思います。今のAJ仕様の音が悪いのでなくよりSQの方が良いので。
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