何年か前に買ったDVDの「ムーンライトマイル」を昨夜久し振り観ました。
監督/脚本は見た目に俳優かミュージシャンに見えるブラッド・シルバーリング。
出演には名優のダスティン・ホフマンとスーザン・サランドンが夫婦役で検事に
これまた名優のホリー・ハンター。この二人の義理の息子役にジェイク・ギレンホール。
ストーリーは、結婚式を3日前に控えた主人公夫婦の娘が何の関係のない事件に
巻き込まれ銃弾で亡くなりその葬式のシーンから始まります。
そしてあとに残されたのは娘の両親と殺された娘の夫になる予定の義理の息子の3人。
162分の家族愛をテーマとした作品で、時代背景がベトナム戦争中の1970年代に
設定しているためか挿入される音楽がアコースティック・ギターを中心としたボブ・ディラン、
ローリング・ストーンズ、T-レックス等の曲で見事に各シーンに合っています。
よく聴いていると数曲がこの映画のオリジナル曲で、アコースティック・ギターとベースだけの
僕の好きなブルース風なインストで、60~70年代に活躍していたサイケデリック・ロック・バンド
『ジェファーソン・エアプレイン』のメンバーであるヨーマ・コウネンとジャック・キャサディの二人が
別に活動していた『ホット・ツナ』です。
アコースティック・ギター/E・ギターのヨーマ・コウネンとE・ベースのジャック・キャサディは
二人とも座ってブルース、ラグ・タイムを演奏するのですが、フィンガー・ピッキング・スタイルが
ブリティッシュ風で僕の好きなユニットです。
レコードも数枚を持っているのですが、アルバムによっては全曲をE・ギターで弾いていますが
アメリカのミュージシャンの中ではレオ・コッケとこのバンドがお気に入りです。
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