今2曲のオリジナル・チューンを書いていますが、いつも悩むのはその曲のタイトルです。
僕の作る曲はギター1本のインスト・チューンなので歌詞からとるわけにはいかず、曲の雰囲気やイメージでタイトルを考え、日本語も避けています。
理由は日本語の場合、具体的なイメージになってしまうので横文字…それも実際に英語として存在しないような造語でよく考えます。
もちろんこの方法が良いと言うわけでもなく、あくまでも僕個人のタイトルの付け方です。
今作曲中のはよくあるベース・ノートがE→G→A・・・と上がっていくパターンのbluesをベースとしたEmの曲、あと一曲は古楽風な3拍子の舞曲です。
一応2曲共にタイトルは考えていますが、作曲が進むうちに最初と違うイメージになったりするので変更もよくあります。それに自分で作る曲なので自由なので変なタイトルでもほっといてんか。
ライブでは僕の場合、数曲を除いてオリジナルを演奏するのですがいつも困るのが最初に演奏する曲をどの曲にしようか?です。
ステファン・グロスマン氏が初来日をした1977年のインタビューでは、『1曲目はやはりすごく緊張するので速いテンポの曲を演奏します』と聞きました。
普通はライブ等でのオープニングで演奏する曲は、やはり緊張感もあるのでゆったりとした、あまり指が動かない曲を演奏すると思われそうですが、そういったバラード風な曲のほうがミスし易く(あくまでも僕の場合は、です)ライブでも中頃に持ってくる事が多いです。
自分の出す音をじっくり聴きながら情感を込めて弾くのは1曲目にはなかなか難しく、緊張感があるので落ちついた理想の音色がなかなか出せません(あくまでも僕の場合は、です)。
と、言った理由で、少し、いや急速なテンポを持つ曲ほど指に任せて弾く方がうまく演奏出来るし、聴く側にも最初の曲に勢いがあるとのりやすく聴いていただけます。
と、無事に更新。
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