すっかりと夜と明け方が秋めいて来ましたので「秋の夜長」の読書。
と言っても毎月3~4冊を楽しんでおりますが。
今読んでいる3タイトルの2冊は古本で購入、あと1冊は新刊の上下2冊の文庫本。
①「惑星の暗号」(著:グラハム・ハンコック)古書でハードカバー本
②「それでも月には誰かがいる!」(著:ドン・ウイルソン)古書で文庫
③「宇宙創成」(上下)(著:サイモン・シン)これは上下2冊の新刊の文庫本
①のグラハム・ハンコックの数年前の著作「神々の指紋」がおもしろかったのですが、
こちらは評価が今ひとつ低いので古本で買いました。
1998年の出版なので少し古いのですが、内容は火星に人工的に見える建築物に
ついていろいろと。ただ写真が殆ど載っていないのと「神々の指紋」にみられたキレ
はないのですが、それなりに火星の秘密がわかる(?)。
②は、確か1970年代の各新聞の一面にドガッと掲載されたロシア(当時はソ連)の
科学者が発表した「月は空洞で宇宙船」を検証しているような内容。
この“月は宇宙船”説(学会で発表)は先に書いたように朝日、毎日、読売、産経の
各紙の一面に載り当時は各方面から物議を醸し出しました。
“月”は不思議な天体で有名なのですが、この「宇宙船」説なら全てを説明出来るようです。
「月の誕生」「月から持ち帰った岩石の年代を調べると地球より古い」
「月が地球に見せる側がなぜいつも同じ面なのか」「皆既日食に見られるようになぜ月の影と
太陽が同一なのか」「月の表面になぜマスコンがあるのか」天文学者も認めている「月面での
発光現象」の謎、など書き出すときりがないのですが、読んでいくうちに月が宇宙船だったと
思い始めています。
③この本は著者のサイモン・シン氏の既刊「フェルマーの最終定理」がメチャクチャに
おもしろかったもので。他にもドキュメンタリー・タッチで書いた「暗号解読」。
まるで小説を読んでいるように夢中になるおもしろさがあります。
今読んでいる「宇宙創成」もなぜ「地球を中心として太陽や他の星が周っている」という
天文学者の考えが「太陽を中心として地球や他の惑星が回っている」になったのか?
等などを読んでいるうちに理解出来ます。
最近のコメント