好きな音楽のジャンルはトラディショナル系。
その中でもブリティツシュ・フォーク系が好物なのですが、今の世の中で聴ける
音楽全体の中で好きなのはブルース、ジャズ、古楽なので、これらも大きな意味では
トラッド系なのかもわかりません。
で、音楽以外で長く付き合っているのは「落語」です。
大阪生まれの大阪育ちからか「江戸落語」にはあまり興味を持てなくて
上方落語一辺倒ですが、この「落語」も言わば日本の伝統芸…トラディショナル。
400年程昔の江戸時代の「はなし」が今聴いても笑える、と言うのはすごい。
桂 米朝さんが昔から一番のご贔屓なのですが、この「落語」を聴いていると江戸時代、
明治、大正のその頃の上方の一般人…ごく普通に暮している人間の生活が手に取るように
理解出来て、それに「はなし」の中に出て来る地名や商いの店の名前がほとんど本物…
少なくても当時に実在していた店の名前が出て来るので、これが「落語」のおもしろさかもわかりません。
この「落語」の中には有名な『地獄八景亡者の戯れ』や『竜宮界竜の都』のように
「はなし」の舞台が地獄や海の底があり、『月宮殿星の都』のように“月”を舞台に
したSF風の「落語」まであるのですから当時にこういったストーリーを考えた演者は
すごい御仁だと思います。
で、ここ数日は昔のカセットをCDにデジタル化アーカイブ作業をしていますが、
この「落語」も殆どがテープなのでCD化しています。
ウニャっ≦⌒◇⌒≧З
ボクも「落語」は大好きで、小学校6年の時には、
教室で『寿限無』を披露してしまいましたニャォーーっ♪
東京、大阪に住んでいたら、その先ぜったいに
だりかに弟子入りをしたかもニャァーっ≦⌒m⌒≧♪
ずっと江戸落語、特に三代目三遊亭金馬師匠、
五代目古今亭志ん生師匠が大好きなのですが、
桂枝雀師匠を知ってからは、桂米朝師匠、六代目笑福亭松鶴師匠、
初代橘ノ圓都などなど、大阪落語も聴くようにニャりましたニャンっ≦⌒◇⌒≧♪
で、こりもまた昔からエアチェックとかしていたカセットテープが、
山のようにあって、特定ジャンルとしてはいちばん多くあるしぃーーっ≦ ̄δ ̄≧!!
こちらは、真っ先にデヂタル化したいんですけれどニャォーっ≦ ̄□ ̄;≧З
で、今読んでいる本(図書館で借りた)は、
小佐田定雄著『落語大阪弁講座』(平凡社)で、
「稲荷さんの太鼓でドヨドン、ドヨドン」(野崎詣り)
「沈香も焚かず屁もこかず」(百年目)
「ひねはあとからはじける」(けんげしゃ茶屋)
などの大阪落語に出てくる言葉の解説と発音アクセントが
載っていて、
より大阪落語をオモロく聴けますねんっ≦⌒◇⌒≧♪
投稿情報: あさいねこ | 2011/01/29 22:32
おお!『寿限無』を小6の時に!!
僕も小学生の時に落語家を一時目指した時期がありました!
落語のおもしろさを知った時は、やはり上方落語をラジオで聴いた時なので江戸落語は少し違和感がありました。
それに落語は「お笑い」が中心だと思っていたので、江戸落語を聴いた時は今ひとつ理解出来ませんでした。
上方落語は大阪の普段の地の言葉だったので子供でも入り易かったからだと思います。
桂枝雀師匠…今も生きていたらどんな名人芸を聴かせてくれたのか残念です。
投稿情報: ゆうすけ | 2011/01/30 12:36