いつもの書店でS・キングの新刊『夕暮れをすぎて』を見つけて即レジへ。
去年はこのキングさんの携帯電話を触媒として人々がゾンビ化する「セル」を楽しんだ後、
未読の「ダーク・タワー」シリーズも文庫で出ているので大人買いで一挙に読破を、と思っ
ていたけどあまりにも長編なので躊躇中。
この新刊の「夕暮れすぎて」は中短編7話と自身の序文と各エピソードについてのコメント
“サンセット・ノート”が読める。訳はS・キング作品ならやっぱり「白石 朗」「大森 望」
「池田真紀子」「深町眞理子」「風間賢二」各諸氏の豪華陣で安心。
今は映画化されているおもしろい小説が各作家によって多く出版されているけど短編でも
飽きさせない作品を書けるのはスティーヴン・キング氏だけかもわからない。
それと一番映画化が難しいのもキング作品と言われるけど「ミスト」はキング自身が絶賛
したエンディングの脚本だった。
キング作品での映画化は短編の方がいいのかもしれないので、この「夕暮れをすぎて」の
何篇かもすでに映画化の版権を獲っているのかもわからん。
と、
この本を紹介しようと書いていたらハード・カバーの長編上下刊「悪霊の島」も出てしまった。
うれし。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。