3rdアルバム「Basket of Light」は英アルバム・チャートの5位まで上昇するほど好調な売れ行きで、発売後の21週間に亘ってアルバム・チャート圏内に留まるロング・セラーを記録。
ファンや評論家の間ではペンタングルの最高アルバムと絶賛sれました。僕個人的には1stが一番お気に入りなのですが、このアルバムも大好きです…と言うより全部好きなのですが…。
また、この時期はペンタングルの活動も活発でアルバム発売と同時に3週間に及ぶコンサート・ツアーも行っています。
そして1969年の暮れには「TAM LIN」と題された劇場用の映画作品のサウンド・トラックの依頼が舞い込みました。
この作品は「TAM LIN」の他に「The Blallad of Tam Lin」「The Devil's Window」等のタイトルでも公開されのですが、残念ながら批評家からの評判は芳しくなく、短期間の単館上映で打ち切りになったようです(アメリカでも単館上映がされました)。
タイトルからブリティッシュ・バラッドを脚本化した内容だと思われます。バラット自体が物語を歌っている内容なのでドラマ化はおもしろいアイデアだと思いますが、非常に残念なのは興行が失敗したため予定にあったこの映画のペンタングルのサウンド・トラックのアルバムの発売も結局お蔵入りになった事です。
それでもペンタングルの4枚組CD『The Time Has Come』には俳優でもありこの作品が劇場用映画の初監督のロディ・マクダウェル個人が所有しているフィルムから起こして編集された曲が数曲収録されています。
この事はファンにとって至高の幸せ!
DVD化されていないか?と探したのですがそういった情報は未だありません。
とにかくペンタングルのこの時期は大変多忙で、彼らをフィッチャーしたラジオ・ワンのスペシャル・プログラム等の多数のラジオとTVへの出演、翌年1970年の2月6日からはリヴァプールのフィルハーモニー・ホールを起点とした5回目の全英コンサート・ツアーを2ヵ月間のスケジュール、このツアーの間にもロイヤル・アルバート・ホールでチャリティーの「世界自然保護基金支援コンサート」、ロンドン・グラナダTVの収録、フランスのTV出演等多数のコンサートやTV、ラジオ番組に出演する日々を送っています。
(to 32)
☆☆☆☆☆
*昨日は朝起きた時から頭がガンガンガンガン…頭痛の一日でした。
一年に2、3度は少し頭が痛くなる時…風邪のひき始め等で起るのですがこの“頭痛”は辛いものですね。
常備薬にやっぱりバッファリンを置いておくのがいいのかも。以前は歯痛用に買った事はありましたが眠くなった覚えがあります。
*ギブソンJ‐50の弦高が少し高くなったのか気になります。ネックの状態は反っているように見えないのですが9Fあたりから少し弾きにくく感じています。修理やね。
*教室のある三木楽器の2Fは中古の専門フロアーでAギター、Eギターやベースの買取をしているので数日毎に見に行くと時々「おお!」と思うギターが入っています。
先日はマーチンの「D‐76」がありました。今となっては珍しくある意味貴重なレア物なのですがサウンド・ホールあたりが汚い。ペンキが乾いた跡のような白い付着物が付いています。もちろんこのフロアーで楽器のリペアー・マンである糀谷君(勝手に断りもなしに名前を出しました^^;)が綺麗にしますが、このギターのもとの持主は大変お金持ちの方だと聞きました。以前にはかなり高価なギターを持って来た時にはネコのおしっこが付いていて匂いがプンプンしていたそうです。弾く事もなくそこらにほったらかし状態だったようです。
楽器の中でもとくにアコースティック・ギターのような木の箱にネコのおしっこはかけないようにしましょう。
ギターの表板のニスとの化学反応で匂いはなかなか取れません、ので。
*先日の「聖書」ですが「旧約聖書」と「新約聖書」の“約”は英語を日本語等に“訳す”と字が違います。
この“約”は“契約”の事で「旧約」はユダヤの民とユダヤの神との契約の事、「新約」は神と世界中の民との「契約」の事でした。
コメント
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