7.No Love Is Sorrow/愛は哀しみではなく
Bert Jansch:acoustic guitar & vocal
John Renbourn:acoustic guitar
Jacqui McShee:vocal
Danny Thompson:double bass
Terry Cox:drums
バート・ヤンシュとダニー・トンプソンの共作のオリジナル・チューンで、他の英国のミュージシャンにも歌われている3分にも満たない傑作との評判高い曲。
(訳詩)
深い森の鳥の声のように わたしの賛美はあなたの耳には届かない
わたしの中に歌は聴こえないけれど あなたがそばにいれば それだけで幸せ
聞いておくれ 誰も口にしたことのない言葉で あなたを称えるから
心の中で大きな声を上げているのに いざとなると怯えて 何も言えなくなる
あなただけを愛している この胸に宿る愛を知るのはあなただけ
わたしはあなたに創られた けれども神は 心を開くことを許してはくれない
愛のない日々は悲しいけれど わたしは幸せ この世界にあなたがいる
そしてわたしの心はあなたのもの だからこの愛は鳥のように舞い上がる
空高く鳥のように舞い上がる
・・・・・・・・・・・・・・・・
と、自分の想いをなかなか伝えられないラブ・ソング。
この曲はジョンとバート共にアコースティック・ギターでの演奏で、ジョンのハーモニクスを入れたオブリガードが秀逸です。
8.Jump Baby Jump/ジャンプ・ベイビィ・ジャンプ
Bert Jansch:acoustic guitar & vocal
John Renbourn:acoustic guitar
Jacqui McShee:vocal
Danny Thompson:double bass
Terry Cox:drums
バートのギターとダニー・トンプソンの個性的なベースで始まる小気味の良いリズムの軽快なオリジナル・チューンで、アイルランド西端を旅していたバートとジョンの共作。
ジョンのオブリガードも思い切りグルーヴィで、このアルバムの中では最初は一番気に入った曲でした。
それにしてもジョンの弾くギブソンJ-50の枯れた音が最高です。
(訳詩)
ジャンプ、ジャンプ!翼を広げて飛んでいけ
あなたならきっと出来る 鷲のように舞い降りることも 波の上を飛ぶことも
だけど注意して 決して落ちないこと
船を追って 夢から覚めたあの人を追って
マストの周りを一巡して 船首を越えて太陽に向かって舞い上がれ
誰もあなたを捕らえることは出来ない
だけど注意して 決して落ちないように
息を止めてみて 深い海の中に潜り
銀色に輝くサメや厄介なウナギを掴め どの魚を選んでもいい
あなたにはなんだって掴める
だけど注意して 決して溺れないように
今あなたは200メートルの高さから 海を見下ろしている
足元の暖かな空を カモメが舞っている 波は岸辺に打ち寄せるけれども
どこにも行けはしない
だけど注意して 決して落ちないように
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こういった歌詞を日本語で歌にするのは難しいと思います。
9.Lady Of Carlisle/レディ・オブ・カーライル
Bert Jansch:banjo
John Renbourn:electric guitar & acoustic guitar & harmonica
Jacqui McShee:vocal
Danny Thompson:double bass
Terry Cox:drums & vocal
オリジナル・ペンタングルのオリジナル・アルバムの最後の曲は、ジャッキー・マクシーが1964年頃にロンドンのシンガーズ・クラブでペギー・シガーの歌を聴いてから歌いたかった伝承バラッド。
他にもジョーン・バエズなど多くのフォーク/トラッド・シンガー達の必ずレパートリー曲とされている有名な曲です。
ペンタングルの演奏はかなりブルージーにアレンジされ、ジョンのブルース・ハープもノリがよくかなりアメリカナイズされたような感じにも聴こえます。もちろん褒め言葉で、一度でも生での演奏を聴きたかった曲のひとつです。
以上でオリジナル・ペンタグルの全アルバム紹介は全て終えました。
ファンとしてまだまだ永遠に続いて欲しかった類まれなる「ワン・アンド・オンリー」なバンドでした。
Pentangleよ永遠なれ!
ウニャっ≦⌒ω⌒≧З
ブリティッシュ・フォーク・ロックはほとんど聴いてニャいけれど、
Fairport Conventionの2nd「What We Did on Our Holidays」は
好みですニャォーっ≦⌒▽⌒≧♪
あと、TREESの水まき少女ジャケの「ON THE SHORE」、
VASHTI BUNYANの「JUST ANOTHER DIAMOND DAY」くらいしか、
浮かんでこニャいニャァーーっ≦ ̄δ ̄≧З
John Renbournもほとんど聴いてニャいし、
階段に座っているジャケのLPは、
遠ーーーーーい昔に聴かせてもらったようニャ、
ニャいようニャっ≦ ̄δ ̄≧!?
投稿情報: あさいねこ | 2011/01/26 20:50
あさいねこさ~ん、ども!
John Renbournの階段に座ってギターを弾いているジャケットのは2ndアルバム「アナザー・マンディ」ですな。
これ好きな一枚で次の3rdアルバムが「鉄面の騎士」のタイトルで最高です!
フェアポート・コンベーションやスティーライ・スパンもLPは何枚かは持っていますけど、やっぱりアコースティック・サウンドの方が好きなのであまり聴き込んでいないです。
あさいねこさんの弾くヴァイオリン/フィドルはアイリッシュ・ミュージックも?
近くなら一緒に弾きたいなぁ~!!
投稿情報: ゆうすけ | 2011/01/26 21:07
ウニャっ≦⌒▽⌒≧З
> これ好きな一枚で次の3rdアルバムが「鉄面の騎士」のタイトルで最高です!
検索してジャケを確認しましたが、
初めて見るものだったりしてぇーーっ≦ ̄□ ̄;≧З
2ndアルバムは、当時のアコギ関連雑誌(ヤングギター、
新譜ジャーナルなど)には、必ず紹介されていましたし、
タブ譜も掲載されていたようニャっ≦ ̄δ ̄≧!?
しょよりも、John Renbournと一緒に演奏もしていた
Stefan Grossmanはよく覚えていて、
そりこそ教則本や教則レコードを持っていて、
フィンガー・ピッキングの練習をしましたニャォっ≦⌒▽⌒≧♪
> あさいねこさんの弾くヴァイオリン/フィドルはアイリッシュ・ミュージックも?
三連のリズムと弓使いがむずかしくって……っ!
ブルーグラスの奏法とアクセントの取り方が違うので、
なかなか習得できませんニャォっ≦ ̄δ ̄≧З
> 近くなら一緒に弾きたいなぁ~!!
ここずっとサボってますニャォっ!
弓を持つ方の肩が痛くって……っ!!
四十肩、いや、五十肩かぁーーっ≦ ̄□ ̄;≧З
とりあえず、バイヨリンを弾いても
“キジっちょ”が外に出ていかニャいくらいには
ニャりたいんですけれどニャォーーっ≦ ̄δ ̄≧З
投稿情報: あさいねこ | 2011/01/26 21:50
そうそう!「新譜ジャーナル」の筆者の方々には、ブリティッシュ・フォークもよく取り上げていました!
ステファン・グロスマン氏の教則LPはよく買いましたが楽譜がエエかげんなのも多くて…。
でも初来日は聴きに行きましたが少ない観客でも丁寧で楽しいステージでした。彼曰く「日本のお客さんは世界一礼儀正しく静かに聴いていただけるので驚きました。ちょっと緊張しましたが…最高です!」で翌年にジョン・レンボーンを連れて来てくれました!
>三連のリズムと弓使いがむずか>しくって……っ!ブルーグラス>の奏法とアクセントの取り方が>違うので、なかなか習得できま>せんニャォっ≦ ̄δ ̄≧З
やっぱり奏法に違いがあるのですね。
ギターもジャンル事に微妙に指使いの違いがあり慣れない曲は難しいです。
キジっちょ~!聴いたってぇ~!
^^;
投稿情報: ゆうすけ | 2011/01/27 10:52