*ここ数ヶ月はBAchさんの曲をギターに編曲していますが、もともとバッハのギター譜で市販されている殆どは世界中のどなたかがギター用にアレンジされた楽譜になります。
もちろん多くはクラシック・ギタリストの編曲です。
もともとバッハの時代にはまだギターが生まれていない(ピアノが新しい楽器として産声をあげた頃です)のでオリジナルのギター譜は存在しません。
従って多くは声楽、チェロ、ヴァイオリン、オルガン、チェンバロ等の楽譜をギターで弾けるように編曲され僕もこれに挑戦しているのですが、これが難しく、またおもしろい作業になります。
同じ弦楽器でもリュートはこの時代に人気がありバッハ自らも演奏し、またリュート用の曲も作られていますが、これも楽器の構造が異なるのでそのままギターで弾けません。
それに当時のTAB譜で残っており現代のギター用のTAB譜とは違います。
チェロやヴァイオリン等の単旋律の楽譜もそのままギターで弾いてもバッハのあの厳粛(?)な雰囲気が出せないので声部を付ける編曲を施していますが…。
今僕がアレンジしているのはもとがオルガン譜ですが、書かれている音符を全てギターで発音するのが無理なパッセージも数箇所あり、また可能だとしても音響的にそぐわない部分は各声部を減らしたり、増やしたり、オクターブ移動させたりといろいろと試行錯誤しています。
それに鍵盤楽器の左手のヘ音記号で書いてある音符をギタリストは普段見ないのでよく間違えます。
ブルース・チューンも書いていますが。
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*今日は12月29日。
年末や年始に特別な用事を抱えていませんが、なぜかあわただしく感じて来ました。
あ、年賀状もまだ書いていない…。
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*ギター教室では月に数回、体験レッスンをします。
入会を考えている方がレッスンの内容や雰囲気を先に体験していただくもので、その時に希望のジャンルや弾きたいジャンルをこちらも理解してその方の実力に見合ったレッスン内容も考えます。
先日は46歳の方が体験レッスンをお受けになりましたが、
「この年齢では今習われている他の生徒さんの中では一番上になるのでは?」と。
僕が受け持つ生徒さんでは46歳は若い方になり、今は50を越えた方が多く、ジャンルではBluesを弾きたいご同輩が多く、平均年齢は55歳を超えた大人の方が中心なのでホッと安心されました。
会社を終わってブルースを奏でる…!!
いいですね!!!
---------------広岡祐一(2011年12月29日 記)--------------------
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