バッハやヘンデル等の古楽曲をギターに編曲をし始めた頃、なんとなく言葉は知っているけど本来の意味を知らない用語や全く聞き慣れない音楽用語が多く出て来ました。
ルネサンス音楽やバロック音楽等の古楽に使われる用語はクラシック音楽に出てくる全く同じ発音でスペルも同じ単語でもその意味が違うのも多くあります。
あっとその前に、
「古楽」は“アーリー・ミュージック”と呼ぶジャンルで古典派等のモーツアルト~ロマン派等のベートーヴェンの音楽は“クラシック”と一応区別をしています。
では、僕が印象に残った音楽用語を書くと、
*アゴーギグ/agogik(独):テンポに微妙な変化をつけて音楽に精彩を与えること。
*アコースティック/acoustic(英):もとは音響学の用語で直接に音楽には関係なかった用語で、一般には楽器の音が電気的に増幅されていない音、の意味。
*オラトリオ/aratorio(伊):宗教的道徳的内容の歌詞を持つ叙情的な音楽作品。主に教会内で独唱、合唱、オーケストラなども使用するがオペラのように舞台衣装、舞台装置、演技を有しない物語を歌う音楽でバッハ作品で有名。
*ガヴォット/gavotte(英、仏)17世紀フランス発祥の2/2拍子の舞曲。
*カンタータ/cantata(伊、独、英)バロック音楽で独唱、重唱、合唱を用いた多楽章形式の曲。歌われる歌詞の内容によって「教会カンタータ」と「世俗カンタータ」に大別されやはりバッハの作品が秀逸。
*コラール/chorale(英)ルター派のドイツ・プロテスタント教会で歌われる賛美歌で歌詞もドイツ語。中世の時代で歌われていたキリスト教(カトリック)の賛美歌は一般の庶民には意味不明、理解不能のラテン語で歌われていたが、これに対してわかりやすい言葉に置換えている。
≪続く!≫ のか?
もっとおもしろそうな用語が多くあるけど次回に。
---------------------広岡祐一/2012年11月11日・記----------------------------
ルネサンス音楽やバロック音楽等の古楽に使われる用語はクラシック音楽に出てくる全く同じ発音でスペルも同じ単語でもその意味が違うのも多くあります。
あっとその前に、
「古楽」は“アーリー・ミュージック”と呼ぶジャンルで古典派等のモーツアルト~ロマン派等のベートーヴェンの音楽は“クラシック”と一応区別をしています。
では、僕が印象に残った音楽用語を書くと、
*アゴーギグ/agogik(独):テンポに微妙な変化をつけて音楽に精彩を与えること。
*アコースティック/acoustic(英):もとは音響学の用語で直接に音楽には関係なかった用語で、一般には楽器の音が電気的に増幅されていない音、の意味。
*オラトリオ/aratorio(伊):宗教的道徳的内容の歌詞を持つ叙情的な音楽作品。主に教会内で独唱、合唱、オーケストラなども使用するがオペラのように舞台衣装、舞台装置、演技を有しない物語を歌う音楽でバッハ作品で有名。
*ガヴォット/gavotte(英、仏)17世紀フランス発祥の2/2拍子の舞曲。
*カンタータ/cantata(伊、独、英)バロック音楽で独唱、重唱、合唱を用いた多楽章形式の曲。歌われる歌詞の内容によって「教会カンタータ」と「世俗カンタータ」に大別されやはりバッハの作品が秀逸。
*コラール/chorale(英)ルター派のドイツ・プロテスタント教会で歌われる賛美歌で歌詞もドイツ語。中世の時代で歌われていたキリスト教(カトリック)の賛美歌は一般の庶民には意味不明、理解不能のラテン語で歌われていたが、これに対してわかりやすい言葉に置換えている。
≪続く!≫ のか?
もっとおもしろそうな用語が多くあるけど次回に。
---------------------広岡祐一/2012年11月11日・記----------------------------
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