今でも好きな曲に当時の「ヤンタン今月の歌」で人気のあった京都の大学生
3人組みのフォーク・グループ“Woody Woo/ウッディ・ウー”の『今はもう誰も』。
後年アリスで有名になりますが、このウッディ・ウーのリーダー佐竹俊郎さんの
作詞作曲で、僕と同年代の方でこの曲をリアルタイムで聴いていた方は絶対に
こちらが好きだと思います。
このグループの最初の頃は3人全員がギターとボーカルでしたが、リーダーの
佐竹さんは12弦ギターを弾いていました。
それまでギターは6本の弦を張ったのしか知らなかったので欲しくて欲しくて。
この頃の唄には①番②番の後、③番に入る前に“間奏”が入りサビに・・・のパターンで
普通“間奏”ではメロディが挿入されるのですが、この頃のウッディ・ウーは3人とも
コード・ストローク。これがメチャクチャにかっこ良くて、それぞれメンバーが弾く3台の
ギターのリズムが異なるのです。
とくにこの曲の間奏では3人がギターを斜めに構えて弾くスタイルがカッコ良かった!
かなり後にシングル盤のレコードで発売された頃、メンバーのひとりがギターから
エレキ・ベースに持ち替え、また“間奏”部分にはなんとオルガンでメロディが入って
いました。
少しがっくりしましたが、それでも『今はもう誰も』は今でも好きな曲で、この当時は
レコードを何度も聴きすぎてノイズが入って聴けなくなり結局同じレコードを3回、
つまり3枚買い換えました。
今は数十年前に発売されたCD『ヤングタウン今月のうた』で時々聴いているのですが、
このディスクもすでに廃盤で、音源は当時のラジオ局のテープやレコード会社のマスター
は残っていなくて当時のレコードからCD化されています。
で、この曲が弾きたくて弾きたくて猛練習の日々。
それに大敵“F”コードも入っていなかったので。
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