とにかくうれしくて、うれしくて狂喜乱舞の2,3日。
しかし弾き方なんて何も知らない。
それまで友人がジャガジャガ弾いているのを目の前では見ていたが
覚えようとして見ていた訳でもないし間違っても「教えてくれ」と言えない
ので、やはり、とりあえずギターを練習するための本を買いに本屋さんへ。
そこで目に付いたのが「一週間ギター独習」。
おおっ! 一週間でギターが弾ける!
早速家に帰って目次を見ると、
*さくら *ちょうちょ *炭坑節 *荒城の月 *お正月 等の曲目…が。
…なんかイメージが違うような気がしたが他にどういった本があるのかも
知らないけどとにかく「ひとりで一週間ギターの練習」ではあるのでこれで
レッスン開始。
でも「はじめに」のページを読むと「この本は一週間で一区切りの練習が
出来るように構成されています。全36週間分をあきらめずに練習しましょう」とな。
つまり1年間の練習の内容が書いてあったわけだ。
後の方のページをパラパラ見ると「酒は涙かため息か」が最後の曲。
この時代のギターの本・・・殆どはクラシック・ギター用・・・には音符しか
載っていません。今では当たり前の「TAB/タブラッチャー譜」・・・ギターのどの
弦のどのポジションを押さえるかが数字で書いてある「タブ譜」なぞは書いてありません。
もちろんこの頃は「タブ譜」なんて知らないし、音楽の本には当然楽譜しか
載っていないのも当たり前だとは思っていましたが、もともと楽譜なんて読めない
ので最初のページでやめ。
で、僕から見ると神のようにギターを弾いている友人に教えを乞う事に。
『音符なんか俺も読まれへんで。フォークはコードとかいうやつを覚えて弾けば
唄えるんやぜ』と。
そうか、音符が読めなくてもとりあえずは「コード」を覚えればなんとかなるのか!
で、この友人の持っていた「C」「Am」「Dm」「G7」「F」とかの押え方が載っている
歌の本を借りて練習。この本にはラジオで聴いた曲もあるので意欲沸く。
が、
しかし「F」で早くもめげる。
(≒続く)
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。