<Basket Of Light>
1969年10月13日にトランスアトランティック・レコードよりペンタングルの3rdアルバムが発売されました。当初は「Hunting Song」のタイトルでしたが魅力的な響きを持つ「Basket Of Light」に変更され、ジャケットにはロンドン・ロイヤル・フェステイバル・ホールでのコンサートの写真がデザインされました。
このLPを購入して初めて聴いた時には、1st、2ndアルバムに比べてえらくエコーが強く感じられ煌びやかなサウンドのように聴こえたのですが、どうやら英国では当時流行のレコーディングだったようです。
しかしバート・ヤンシュ、ジョン・レンボーンのソロ・アルバムのレコーディング・プロデューサーであるビル・リーダーはこれには批判的な考えを持ち、後に制作されるペンタングルのアルバムでは彼のプロデュースでペンタングル本来の生々しいアコースティック・サウンドが見事に出ていると思います。
(曲目)…LPレコードの収録順です。
1.LIGHT FLIGHT
・テリー・コックス…ドラムス
・バート・ヤンシュ…A・ギター
・ジャッキー・マクシー…ボーカル
・ジョン・レンボーン…A・ギター
・ダニー・トンプソン…W・ベース
*1969年11月から放送された英国BBC‐TVの初カラー作品「TAKE THREE GIRLS」の主題歌。
この作品はティーン・エイジャーの若い女性3人が主役で当時のトレンドを取り入れた若者をターゲットとした内容のドラマで、ペンタングルは主題歌や劇中に導入されるサウンド・トラックを担当しています。
ペンタングルが当時のTV番組のトレンド・ドラマの主題歌!? すごく意外で驚きました。
彼らは思っていたよりも英国ではかなりポピュラーなバンドで思っていたよりもメジャーだった、と。
それにこの曲はシングル・レコードでも発売され(当然番組中でも宣伝されていたようです)かなりの売れ行きがあり僕もこの現在では珍しい45回転シングル・レコード「Light Flight」を持っています。
<ジャッキーの証言>
“「Take Three Girls」の話をもらう前から私達は「Light Flight」に取り組んでいた。バート、テリー、ジョンのアイデアを組み合わせ、歌詞をダニーに手伝ってもらいながら私が書いたわ。主役の3人の女の子も気に入ってくれたようだわ”
この変則拍子を持つ「Light Flight」はペンタングルの曲の中でもメロディも親しみやすく彼らもライブではいろいろなバージョンで演奏しています。
Lets get away you say find a better place
Miles and miles away from the city's rays
Look around for someone lying in the sunshine
Marking time,hear sighs,close your eyes
(Ba ba da do da...)
あなたは言う ここを離れ もっと素敵な場所を探そう
都会の影響を離れ 遠いところに行こう
陽を浴びてのんびりと横たわっている人を探そうと
時を数え ため息を聞き 目を閉じて
(Ba ba da do da...)
*「The Pentangle/Time Has Com」を参考にしています。
<26へ>
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パソコンにアンチ・ウイルス・ソフトをインストールしているのですが、数日前に「プログラム・アップ・デートの受信中」の状態でフリーズしてしまいました。こういったソフトは新しいウイルスの驚異のために日々バージョン・アップするのですが、どうやら旧バージョンの残骸が残っていたための不具合のようです。
そこでそのソフトのHPを見るとチャットでも受け答えをしてくれるようなので早速これで問題の解決方法を尋ねたところ、さすがにオペレーターの方はキーボードを打つのも速く、こちらの質問にも丁寧に答えていただき、解決方法や手順を別にメールで送っていただき無事に解決しました。
このチャットでのFAQはなかなかいいもんです。
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