4.Lyke-Wake Dirge
Terry Cox:hand drum & vocal
Bert Jansch:acoustic guitar
Jacqui McShee:vocal
John Renbourn:acoustic guitar & vocal
Danny Thompson:double bass
ジョン・レンボーンのアイデアで、バートのギター、ダニーのベース、テリーのハンド・ドラムを控えめなバックに、テリー、ジャッキー、ジョンの3人のボーカルが中心の16世紀の典礼歌です。先の彼らの1st、2ndアルバムでは聴けなかったジャンルですが、ジャッキーは2ndの中で無伴奏曲を歌っています。
ペンタングルのコピー・バンドを組んでいた時にこの曲もコピーしたのですが、ジャッキーの主旋律に対して4度、6度が中心のポリフォニーでなかなか歌えなくて、4度、6度のパートは自然に3度のハーモニーになってしまいます。
それとこの曲の歌詞。もちろん歌詞までは聞き取りは出来ないので当時のLPレコードの歌詞カードを参考にするのですが、レコードを販売する版によって歌詞が違っていました。今は知りませんが、70年当時の洋楽のレコードに付いている歌詞は…英語、訳詞とも…日本の発売元の会社が耳で聞き取っており、曲によっては「2番の歌詞の×××の部分は聞取り不可でした」等の注意書もをよくみました。
この曲もレコード会社の歌詞を聞取る担当の人によってまったく違う歌詞、単語でどちらを信用していいのかも悩んだ事を思い出しました。この原因のひとつには、ペンタングルの曲の中には英語の古語を歌詞に含んでいることなのかもわかりません。
5.Train Song
Terry Cox:drums
Bert Jansch:acousteic guitar & vocal
Jacqui McShee:cocal
John Renbourn:acousteic guitar
Danny Thompson:double bass
バート・ヤンシュ作の大変個性的な曲で、イントロのジョンのソロがとにかくかっこいい!!
当時このイントロだけを耳コピするのに必死でしたが難しい!
オリジナル・レコードではSideAの最後を飾っているこの曲は、71年制作の英国BBCTV番組のスタジオ・ライブ・ビデオ 『THE PENTANGLE/FLIGHT ON THE BBC '71』に収録され映像を観る事が出来ます。TVのスタジオに観客を入れてのスタジオ・ライブ形式の映像ですが、後のCDにボーナス・トラックとして音声(?)は収録されています。
さてこの曲の歌詞ですが、いかにもバート・ヤンシュらしい個性豊かな曲でとても日本語では歌えないのではと思います。
There they were little lady
Trains a gathering near
One and two,three and a four thousand miles
Miles from here
Thought I tried my best
To be your man
Can't you see
Can you feel that burning in my soul
Don't you understand
Love is a basket of light
Grasping so tight
Shining bright
Just ain't right to be canght in the night
Caught in the basket of light
列車が集められていた
ここから1000マイル 2000マイル 3000マイル
4000マイルの離れたところに
あなたの恋人になろうと
俺は必死だった
俺の燃えるような想いを
感じないのか
理解できないだろうか
愛はひとつの籠の光
眩しく光る愛を掴み取る
暗闇の中で捕まえるのはずるい
陽射しの中で
光の籠に捕らえる
なんだか訳詞で読むと哲学的な比喩が多いようですが、この歌詞の言葉の中にアルバムのタイトル「basket of light」が入っているのがわかりました。
(to 29)
☆☆☆☆☆
*先日の腰…ぎっくり腰…の具合もだいぶんと良くなりましたがコンドロイチンZC錠だけは飲み続けています。
まあ、腰痛や関節痛の予防にもなるのと(ジジイか俺は?)眼精疲労にも効くようなので手放せません。で、今日は近所の散髪屋さんに行きました。70~80年代はフォーク・ソング、ロック、グループ・サウンド、ヒッピー、ベトナム戦争、全学連運動などの時代で“自由の象徴”とかの長髪ブームでした。僕も肩より長く髪の毛を伸ばしていたのが懐かしいゼ。写真もまだあるけど今見ると…キモイぜ。
ここ何年かは髪の毛が耳より長く伸びてくると気になりだし切りに行くようになりましたが、昔は音楽やっている者は長髪の人が多かったように思います。最近は短くても個性豊かなスタイルですね。70年代は腰より長く髪の毛を伸ばしていた友人がいました。京都のライブ・ハウスのオーナーでしたが、風呂、いやトイレも大変やろな、と思っていましたが本人に直接聞いた覚えがありません。よけいなお世話やね。
コメント
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