ペンタングルは1stから5thアルバムまでの5枚のレーベル会社は英国の「トランスアトランティック」でしたが、1972年にこの小さなレーベル会社との契約が切れて新たに米ワーナー・ブラザーズの配下であるメジャー・レーベルの「リプリーズ」と契約を交わしています。
この時にペンタングルとして3枚のアルバム契約とバート・ヤンシュ、ジョン・レンボーンと各ソロの契約もしていますが、ファンとして思うのは、なぜトランスアトランティックと再契約せずにリプリーズに替えたのか?
これは敏腕マネージャーであるジョー・ラスティグの考えが大きいからだと思います。
アメリカにおいてもメジャーな存在となったペンタングルはこの新しい会社とは高額な契約料で結ぶ事が出来たとは思います。
トランスアトランティックはレコード会社として売れ筋のロック・バンドとの契約は少なく、殆どがアコースティック・ギターでのトラッド/フォークのグループかソロのミュージシャンが多かったようです。
そしてこの会社に大きな利益をもたらしたのはペンタングルだったので、ファンとしては再契約して欲しかった思いがありました。
ともかくこの時期のペンタングルのメンバー間は空中分解一歩手前の状態…と言って仲が悪いという訳ではなく、あまりにも長年の多忙なスケジュール等からの疲れが限界まで積もっていたようです。
結局、リプリーズと契約を結びはしましたが、次の6thが彼らの最後のアルバムとなり、同時にソロとして契約をしていたバートとジョンもこのペンタングルの解散によって音楽活動に大きな制約が出来てしまいました。
ペンタングルのラスト・アルバムである6th「SOLOMON'S SEAL」を初めて聴いた時は、随分と地味な印象に思えました。
もしペンタングルを知らない人に聴いて欲しいアルバムは?と言われれば、当時はこのアルバムを推薦しなかったのですが、今では1stに次いで是非聴いて欲しい僕のお気に入りレコードになっています。
(to 46)
☆☆☆☆☆
*年が替わり新年も3日目。
子供の頃はこの1月3日になると、あああ・・・、もうお正月は終わりか…とよく嘆きましたな。
夏休みよりは短いけれどもXmasやお年玉のある冬休みは子供心にはテンション上がりぱなしの楽しい学校休み。
*もともと普段の日からTVは見ないのですが、年末年始におもしろそうな番組はあるのか?と新聞で番組表を見ても見事ひとつも見たくなった番組がありませんでした。
ま、気に入らなきゃ見なきゃエエだけですので誰にも文句を言いませんが、各局とも安上がりの内容のようです。
お笑い芸人がスタジオに座って騒いでいるだけ…。
もちろんそういった番組に呼んでもらうためにはこの人達も日頃の努力があるからだとは思うし、生存競争も厳しい世界だとも思います。
でも、エコとか地球温暖化、CO2の排出量規制云々とTVはいつもりっぱに呼びかけてくれているのだから毎年1月の三が日は朝の8時から夜の9時位までの放送にして電源切れば?。
と、新年早々ぼやき漫才人生航路モードになってしまいました。
コメント
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