広大な土地での綿花等の栽培、獲り入れ等には多くの労働力…つまり奴隷が必要であり、その土地の所有者、地主はその彼らの管理(監視?)に白人をボスとして雇う事になります。
日中の厳しい暑さの太陽の下でその日の労働を終えた後の彼らの寝食に宛がわれたのは、木のベッドだけの粗末な小屋で、そこには大勢の人数が詰め込まれ、夜は自由に出歩けないように常に管理、監視をされていましたが、ボスとしての白人ひとりに何十人の黒人達を任されて管理…見張る時、いつ彼ら黒人達が不満などで暴動が起きないかと内心は怯えていました。
そこで、英語以外での彼らの言語での会話や歌を禁止させ、心の拠り所にキリスト教を伝道し、また彼らの中から選んだ者を畑等の労働とは別に、土地の所有者等の住む家の雑用、身の周りの世話の召使いとしての仕事も与え、英語も学ばせました。
そうように彼ら黒人達は少しずつ片言の英語を覚え、また白人の音楽も耳にするようになっていきます。
---------広岡祐一(29/9/2011記)-----------
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