2011年12月31日の大晦日、やっぱり何かアップしたくなります。
今日も朝から古楽(古典じゃない)の楽譜をいろいろと物色しておもしろそうなのをギター譜にアレンジしていました。
この「古楽」ですがヨーロッパでは「アーリー・ミュージック」と呼んでいるようです。
時期的にはバッハが亡くなった1750年頃までの音楽で、それ以降を「古典派(前期、後期)」~「ロマン派」とか「新古典派」等のあまり意味のない名称が付けられています。
それはともかく、僕が「アーリー・ミュージック」が好きなのはそのシンプルな響きと、作品によってはギター1本で奏でる事が出来るからです。
もちろんメロディに魅力を感じているのが一番大きな好きな理由ですが、その感覚はbluesが好きなのと全く同じです。あとひとつの大きな理由は「対位法」の書法で書かれた「Fuge/フーガ」です。
これは現在の音楽にあるような(と、言ってもバッハの時代からこれが主流になっていますが)和音(コード)、バス(低音、ベース音)の上に単旋律のメロディがある書法でなく(ロックもポップスも現在の主流はこれです)、より古い「単旋律」とそれに対応する「単旋律」で出来た音楽です。
乱暴な言い方をすると、メロディ2つが同時進行しているような音楽ですが、主旋律とそれのハーモニーとして付随しているのではなく2つのメロディは対等です。だからおもしろい!!
と、うまく説明出来ませんがバッハの曲には多くあります。
さあ、今年最後のblog更新記事をまずまず真面目に書けました。
明日の新年2012年の1月1日にもやはり何か書きたい…ですが。
それでは今年はお世話になりました。
どうか来年2012年もどうかよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎え下さい!
て、誰に書いている?
------------ 広岡祐一/2011年12月31日 記 ------------------------------
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