ギターを弾く者にとってはお馴染みの「タブラチュア譜/タブ譜/TAB譜」は、一般的な楽譜の5線に対してギターの弦を表す横棒の6本線の各線上にフレット№の数字を記している便利な記譜方法です。
この記譜法が現れたのはおそらく西暦1600年までのルネサンス時代だと思われ、主にリュートの楽譜の記譜法として使われていました。
もちろん今でも見る一般的な音符を記した5線譜も当時にはすでに使われていたのですが、ギターのようにフレットが施され弦を張った楽器にはこちらが好まれていたようです。
と思っていたのですが、意外な事にオルガン曲の楽譜にもタブラチュア譜があったようです。
果たしてどのような書き方をしていたのかわかりませんが…。
フォーク世代の僕は1970年頃によく当時の音楽雑誌を買っていたのですが、今思うと載っていたフォーク・ソング等のギター譜は音符で書いてありTAB譜はまだ載っていなかったのを覚えています。
当然その頃の僕は音符は読めなかったのでコードだけが頼りで、まあ、それで充分に事が足りたのですが…。
70年代以降で今も残して持っている当時の音楽雑誌や曲集を見るとTAB譜が現在市販されている曲集と同じく併記され始めています。
て事で久し振りの更新!
-------------広岡祐一記/2011年12月3日-----------------------
日本にとって大変な2011年もそろそろ終わり…。
来年は少しでも良くなれば。
マヤ暦では2012年で終わっているので地球最後の年に来年はなるのか?
コメント
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