引き続き3枚目の簡単な解説を。
<DISC THREE/1970-2007>
1,The Gold Ring
Liveで初収録のジグ・チューンでもちろんバージョンは異なります。
2,Happy Meeting in Glory
John Renbournの演奏でも御馴染みの曲でここではナイロン弦を張ったガット・ギターでのライブ演奏。
3,Blue Bossa
この有名な曲は初収録で、一時期Davyはボサ・ノヴァにハマっていたのを知っていましたが見事な演奏です!
4,DeVisee Suite
ルネサンス後期のDeViseeの組曲をライブで。もちろん初収録です。
5,All of Me
JazzTuneでの定番曲。
この曲はDavyはすでにアルバムにジャズミュージシャンのドラムとベースを加え、ピック・アップを付けたギターで収録済みですが、ここではギター本で演奏。前回のアルバムに比べてこっちの演奏ははるかに弾きこなされています!
6,Sita Ram
インド・ラーガ・チューンをタブラを加えての演奏で、前回に収録されているのはボーカル入りでしたがこのテイクはインストとして演奏しています。
7,Hessamalo
やはり6と同じく初収録のインド・ラーガ・チューン。
8,For a Princess
これもインド・ラーガが続きますが、この曲ではピックを使用しての演奏が聴けます。
9,Mevlut
初収録のボーカル入りJazz Blues Tune。
10,City and Surburban Blues
タイトルにBluesが付いていますが、インド・ラーガ・チューン。
11,Jenra
12,Down The back Lane
同じくインド・ラーガ、民族チューン。
13,Forty Tonne Parachute
Davyでのこれまでのアルバムでは何度聴ける軽いJazz Blues Tuneですが、この演奏は今までにないグルーヴィ感がスゴイ!
14,The Preacher
この曲もノリノリの別テイクで聴けます!
15,Jubilation
これまたグルーヴィ感爆発の演奏!
16,Rumores De La Caleta
有名なスペインの曲でLive演奏。
17,Capricho Arabe
この曲も同じくスペインの民族音楽ですが、このような曲まで後年は弾いていたのですね。
18,New Junkies Blues
アルバム最後に聴けるボーカル入りのBlues Tuneで2007年のライブ演奏の初収録曲。
まだ各ディスクを一回だけしか聴いていませんが全曲の音源は初収録でした!
もちろんすでに過去のアルバムに収録されている曲もありますが、全く別バージョンとしての演奏でした。
Davy Grahamは後年はスティール弦を張ったアコースティック・ギターからナイロン弦のガット・ギターを多く弾くようになりましたが、演奏でのタイム感、グルーヴィ感、そして歌の旨さは最後まで健在でした。
これからも世界中の誰かが所有している彼の演奏音源のCD化を期待!!!!
--------------------------- 広岡祐一/2012年5月18日記 -------------------------------------
これは買いですな!
投稿情報: こにる | 2012/05/19 00:05
こにる君!
買いです! 文句なしです!
サンプラーのように過去のアルバムからは一曲ないし、知っている曲もアドリブが全く別テイクです!
購入を!
投稿情報: ゆうすけ | 2012/05/19 10:51