(前回14thの続き)
3.Turn Your Money Green/ターン・ユア・マネー・グリーン
『これからトラディショナル・ナンバーを演奏したいと思います。 タイトルは・・・え?
間違えた!セット・リストがたびたび変わるもので…。 次の曲はジョンとジャッキーが歌います今度は間違ってないよね?』
と、バートのリラックスした紹介でジョン・レンボーンとジャッキー・マクシーがデュオで唄うこの軽快なブルース・ナンバーは、ジャッキーはファリー・ルイスのレコードで知り姉妹のデュオでもレパートリーだったようです。
この「Sweet Child」ではジョンはギブソンのセミアコ335を使用していますが、スタジオ・テイク・バージョンではいつものアコースティック・ギター、ギブソンJ-50で聴けます。聞き比べるとライブの方が落ち着いたプレイで、スタジオ・テイクはアドリブをガンガン弾きまくっています。
Stick with me bayby and I'll turn your money green
Stick with me bayby and I'll turn your money green
Show you more money than Rockefeller's every seen
俺と一緒なら金には不自由しないぜ
俺と一緒なら金には不自由しないぜ
ロックフェラーよりもっと金持ちになれるぜ
…
4.Haitian Fight Song/ハイチ族の闘いの歌
『次にお聴かせするのはベースが主役のインストゥルメンタルで、ダニーが演奏します。
彼によればタイトルは“Haitian Fight Song”です』
やはりバートの紹介で始まるダニー・トンプソンのベースとテリー・コックスのドラムで聴けるジャズ界の巨人チャーリー・ミンガス作のジャズ・ナンバーです。
この曲もスタジオ・テイク・バージョンも残っていますが、もともとダニーとテリーがペンタングルのメンバーになる前に参加していた“英国ブルースの父”と呼ばれるアレクシス・コナーのバンドのレコードにも収録されています。
☆☆☆☆☆
まだまだ続くか猛暑の夏。
で、カンか? オザワか?
(Part16thヘ)
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