ギターを弾き出して38年以上経った今「音楽」そのものをもっと知りたくなりました。
今はアコースティック・ギターでBluesをベースに楽しんでいますが、古楽にも興味が
あり、中世音楽/ルネサンス~バロック音楽などで、とくに「グレゴリオ聖歌」にみられ
るように現在“復元”可能な最も古い音楽の魅力にはまっています。
楽譜らしきものが認められる最古の音楽が「グレゴリオ聖歌」なので、またそうだから
今ではCDで聴けるのですが、それ以前にも音楽は存在しており、この「グレゴリオ聖
歌」の旋律は当時の俗曲、つまり当時の一般の人々なら誰でも知っているような民謡
にみられる俗曲から旋律を使っているのがわかっています。
きっと流行っていた歌もあったとは思いますが、楽譜として残っているのは教会で聖務
でのミサ等に使われた先の「グレゴリオ聖歌」等で、俗曲は現在の日本の民謡と同じく
楽譜としてく残っていないので聴く事は出来ませんが「グレゴリオ聖歌」がそれらの曲の
旋律を模したのですからなんとなくイメージが沸きます。
では楽譜等が生まれるもっと古い音楽は?と言うとピタゴラスやプラトンが生きていた
古代ギリシャ時代に存在したのを認められています。それは現存している当時の建築
物のレリーフに様々な楽器を施して残っているからですが残念ながら演奏形態や旋律
はまだわからないようです。
それにピタゴラスが「音階」(?)を発見してすでにこの時代に「音楽理論」までも構築さ
れて中世ではそれを研究され音楽の礎になっています。
て事で、しばらくわたくしと古(いにしえ)の音楽を探る旅にご一緒にどうぞ。
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