この1970年代あたりから「日本楽器株式会社」つまり“ヤマハ音楽振興会”が
提携している各楽器店に“LM店”の推奨を促進する。
この“LM”は“ライト・ミュージック”の頭文字で、それまでの大手の「楽器屋」は主に
クラシック系の楽器・・・ピアノ、バイオリン等の専門店か、その地区の校区の教育
楽器を主に扱っており今のようにポップス系にメインのギター、ベース、ドラム等の
楽器を数多く店頭に並んでいる店は大手の一部の店舗のみ。
そこで、フォーク・ブーム、グループ・サウンドのエレキ・ブーム、そしてロック等の音楽の
台頭により“楽器を弾く”人口が急激に増えて来たので、そういった“若者達”をターゲットに
絞った楽器店をヤマハが“LM店”と称して展開。
僕のお世話になっている三木楽器もそれまではレコード販売が中心で、楽器はヤマハの
ピアノを個人宅へセールスで販売していたが、大阪の南の心斎橋にレコードとクラシック系の
楽器とLM系の楽器を並べ、LM楽器だけを中心にした店舗をアベノの総合レジャー・ビル
「アポロ」に第一号店としてオープン。
この通称「アポロ・ミキ」に入り浸り、ギターの知識やいろいろな人物と出会う事に。
(≒続く)
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